北海道大学大学院国際食資源学院

ニュージーランドでのワンダーフォーゲル実習Ⅲにかかる事前打ち合わせについて

  1. ホーム
  2. お知らせ
  3. ニュージーランドでのワンダーフォーゲル実習Ⅲにかかる事前打ち合わせについて

お知らせ

ニュージーランドでのワンダーフォーゲル実習Ⅲにかかる事前打ち合わせについて

お知らせ

 11月21日から11月25日にかけて,ニュージーランドで実施する予定の実習に関する事前の打ち合わせが,現地協力員の方々との間で行われました。これは来年4月に開学する国際食資源学院の実習科目の一つである「ワンダーフォーゲル実習Ⅲ」に関するもので,本学関係教員,事務職員が当地を訪問しました。
 実習期間中の安全確認体制について,当初は,在ニュージーランド大使館(ウェリントン),在クライストチャーチ領事事務所を訪問する予定でしたが,去る11月14日にニュージーランド南島で発生した地震によりそれが困難となり,震源地から離れた在オークランド総領事館を訪問しました。急な依頼にもかかわらず,横山総領事と小谷領事から当国の治安や社会情勢等について直接お話をお伺いし意見交換することができました。
(参照:在オークランド総領事館HP 
http://www.auckland.nz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/past_events_j_20161122.html)
 さらに,ニュージーランドでの実習のメインテーマとなる「異民族の共存・協働」や「土地利用の過去と現在」について,Institute of Geological and Nuclear Sciences Limited(GNS)の協力の下,ニュージーランドの先住民族であるマオリの方々と実習内容やスケジュール,視察地域等について打合せを行いました。マオリの方々もワンダーフォーゲル実習Ⅲの内容について深く理解を示され,様々な提案をいただきました。
 具体的には,先住民の暮らし体験(Maraeでの宿泊),食文化体験,歴史と自然信仰,先住民と移民との自然資源の共有,現代の協業プログラムなど,またGNSの手引きによる,開拓(森林伐採,農地造成,植林)の歴史と土地の荒廃,山地斜面や農地,河川の管理と環境修復,食料資源の確保,などの学習などが盛り込まれる予定です。今回の訪問により2年後の実施に向けてさらに準備を進めることができました。

New Zealnd 1

%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%892-1

%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%893-1