北海道大学大学院国際食資源学院

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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

修士課程

本学院では,カリキュラム・ポリシーに掲げた教育目標に対応する人材を養成し,次の能力を持つと認められる者に対し,修士の学位を授与する。

  • 世界が直面する多様かつ重層的な食資源問題に対する幅広い知識とその深い理解力
  • 国際的に活躍できるコミュニケーション能力
  • 問題を的確に捉える洞察力と分析力
  • 課題解決に向けた方策を提案し企画・立案する能力,および高い研究推進力
  • リーダーとしての行動力とその自覚をもつ精神力
  • 食資源問題を解決する専門家として職業を担うことのできる能力

博士後期課程

本学院では,カリキュラム・ポリシーに掲げた教育目標に対応する人材を養成し,次の能力を持つと認められる者に対し,博士の学位を授与する。

  • 行動力:自ら発見した課題に取り組むため,研究現場の様々な困難を克服できる
  • 問題発見力:文理融合を基礎にして,俯瞰的に問題の核心を発見できる
  • 課題解決力:これまで学んだ食・水・土資源の知識を生産領域・環境領域・社会領域の観点から包括的に統合して,独自の課題解決方法を提案できる
  • 企画提案力:課題を研究成果により解決するため,具体的な技術及び政策を提案できる
  • 牽引力:提案した企画を現場で実践するためのリーダーシップを発揮する人間力を身に付けている

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

修士課程

本学院では,世界が直面する多様かつ重層的な食資源問題を理解し,具体的な解決策を提示・実践できる国際的リーダーを養成する。そのため,先端的,学際的かつ総合的な文理融合型の教育研究を実施し,世界の食資源問題を俯瞰的にとらえることのできる幅広い知識と,問題解決を実践できる専門性を兼ね備えた人材を輩出することを教育目標とする。
既存の大学院教育ではできないワンダーフォーゲル型学習による実学教育や,「T型人材養成」のための文理融合教育に基づき,ジェネラリストを養成できるカリキュラムを編成し,教員と学生の実践的対話から生まれる真の文理融合・異分野融合,新しい複合学問領域創出を目指す。

 

博士後期課程

本学院では,現代の世界情勢・経済,歴史,民族や思想を踏まえた食資源問題の解決ができるよう,国内外の科学技術者と民間企業や国内外の行政機関など様々な専門分野の実務家により,単なる教養としてではなく問題発見のための洞察力と俯瞰力を養う教育を実施する。
「ワンダーフォーゲル実習Ⅵ」により,最先端研究の現場や食資源問題の現場に滞在させ,自らの力で問題を発見し,食・水・土の研究を生産領域・環境領域・社会領域の観点から包括的に統合する力を養成しつつ,問題解決方法を教員とともに現場で考える“Problem-Based Learning”を実施する。
外国人教員を加えたマンツーマン教育によって作成した世界レベルの研究成果を単なる博士論文とするだけでなく,流通・政策・貿易・食文化などの実際問題の解決のため企画提案を行い,その実践にあたっては主体的にチームリーダーとして取り組めるような実務家としても通用するよう教育する。

学修成果の評価

Ⅰ 成績評価の基準

  1. 成績評価にあたっては,本学院の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる「養成する人材像に求められる具体的な能力(学位授与水準)」を踏まえ,授業科目ごとに「到達目標」を設定し,履修者の学修成果の達成度に応じて行うこととする。
  2. 本学院における授業科目では成績分布の目安は示さない。
  3. 授業科目ごとに適切な「到達目標」が設定されていることと,それに基づく成績評価の結果を,半期ごとに関連の教務・学生委員会で検証し,必要に応じて担当教員に「到達目標」の再検討を依頼する。

Ⅱ 成績評価の方法

  1. 成績評価は原則として,試験結果,レポート評価,成果発表(プレゼンテーション),学修態度等により行う。
  2. 授業への出欠状況を単に点数化し評価に用いることはできない。
  3. 具体的な評価方法は,授業担当教員が定める。

学生の外国語能力向上に関する取組等

外国語教育の方針と学生の外国語能力向上のための取組