北海道大学大学院国際食資源学院

ワンダーフォーゲル実習Ⅱの実施へ向けた現地視察について

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お知らせ

ワンダーフォーゲル実習Ⅱの実施へ向けた現地視察について

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2月26日〜3月7日の日程で、ワンダーフォーゲル実習Ⅱの対象地であるミャンマーを訪問し、現地関係者の方々と打ち合わせを行いました。JICAプロジェクトサイトでは、灌漑水路の改修工事や圃場整備、新たな栽培技術の導入の取組などを見学しました。その後、実習の現地カウンターパートであるパテイン大学を訪問し、滞在予定の寮を確認するとともに、現地から参加予定の学生とも交流しました。さらに、イラワジ州立農業学校と種子選抜サイトでは、品種改良や栽培試験を見学しました。また、ミャンマーにおける農村の生活を実体験するホームステイをミョウハン村で実施することになりました。今回、実習の全行程を確認し、現地関係者の方々から温かい歓迎を受け、充実した実習になると確信することができました。
 ミャンマーは民政移管後、急速な経済発展が進み、都市部への出稼ぎ労働のため農村人口が急速に減少しています。さらに農村部の賃金も急速に上昇しており、機械化による資本集約的な農業への移行が欠かせません。本実習では、農業形態の変化に対応した水土資源の整備に加え、人的資源の問題についても焦点をあてながらフィールド調査を実施し、特に途上国における農業生産や貧困の問題を明らかにすることで課題解決への道筋を探ります。
水路改修工事の様子
ミャウンミャ農業学校での打ち合わせ
ミョウハン村で現地の方と