北海道大学大学院国際食資源学院

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ワンダーフォーゲル実習I

デンマーク(1週間程度を予定)

先進国型の食資源問題

先進国が直面する食資源問題は、環境と調和した持続可能な農業生産の実現です。
そのためには、農業者、政府・地方自治体、研究者が三位一体となって問題解決に向けて取り組むことが求められます。

  • 研究者:問題の同定と技術的な解決策の提示
  • 政府・地方自治体:試験研究への支援および政策を通じた技術普及のバックアップ
  • 農業者:環境と調和した農業経営の実施

実習の目的

水環境と酪農・畜産業との調和に着目し、酪農王国デンマークの事例から、持続可能な農業生産がどのように達成されてきたのか、農業者・地方自治体・研究者の取り組みについて当事者から直接学び、先進国型の食資源問題解決に向けた方策を提案できる力を涵養します。

実習の特徴

酪農王国であるデンマーク西部のリンケビン・スキャーン市に滞在し、農業者、地方自治体担当者による講義聴講と関連施設の視察を行います。
また、オーフス大学フォールンキャンパスにおいて講義を聴講します。
本実習はオーフス大学サマーユニバーシティとの共同開講で実施するため、世界中からの留学生とともに学習を行います。