ワンダーフォーゲル実習II
ミャンマー(約2週間を予定)
途上国の食資源問題
途上国における農業、食や食資源問題は、農業技術の後れ、環境への負荷、水産資源や森林などの生態系保全など、様々な課題を抱えています。訪問先のミャンマーでは、稲や豆の栽培技術と技術開発、水資源、水運、農産物の輸送、また教育や健康などの人的資本まで、経済発展とともに変化しつつあるが、多くの問題も同時に抱えつつあり、それらの解決が求められています。
実習の目的
ミャンマーのエーヤワディ地域を対象に,途上国の農業と食資源が抱える農業・水産業・環境問題を学びます。特に農業生産技術の進歩、水資源の利用、米の収集と出荷,沿岸部での環境問題などを学びます。また、現地学生とともに、農村部におけるフィールド研究をとおして、解決策を提示します。
実習の特徴
稲作の生産現場や水運基地、農業学校や沿岸部の資源保護を視察し学習するとともに,自ら設定した研究課題について、現地学生と共同作業を通して実証することで、国際共同作業の進め方を学びます。