修士課程
修士課程 カリキュラムと修了要件
多様かつ重層的な食資源問題を理解し、具体的な解決策を提示・実践できる幅広い知識と深い専門性を養うため、「Production(生産)」、「Environment(環境)」、「Governance(社会)」の観点から網羅的に必修科目・選択必修科目・選択科目を配置しています。
修了のためには、原則として2年以上在学し、必修科目22単位以上、選択必修科目4単位以上を含め32単位以上を修得し、修士論文又は特定課題の研究成果の審査及び試験に合格することが必要です。
本学院の修士課程を修了した者には、本学学位規程に定めるところにより、「修士(食資源学)」(The degree of Master of Food Resources)の学位を授与します。
開講科目
科目区分 | 科目の名称 | 単位数 | 修了要件単位数 | |
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必修科目 (13科目) |
総論科目 (6科目) |
食資源学総論 食資源生産論 食資源環境論 食資源ガバナンス論 食資源倫理論 国際理解 |
2 2 2 2 1 1 |
22単位以上 |
フィールドワーク科目 (4科目) |
ワンダーフォーゲル実習Ⅰ 事前・事後演習Ⅰ ワンダーフォーゲル実習Ⅱ 事前・事後演習Ⅱ |
1 1 1 1 |
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演習・研究科目 (3科目) |
食資源学演習Ⅰ 食資源学演習Ⅱ 食資源学研究Ⅰ |
2 2 4 |
||
選択必修科目 (6科目) |
持続的生物生産技術特論 食資源と健康 食資源環境特論 食資源環境特論演習 分析経済学特論 比較農村社会学特論演習 |
1 1 1 1 1 1 |
4単位以上 | |
選択科目 (17科目) |
国際実践力演習 国際プレゼンテーションスキル演習 文系のための自然科学基礎論 食資源研究特別講義Ⅰ 食資源研究特別講義Ⅱ 食資源研究特別研究Ⅰ 食資源研究特別研究Ⅱ |
1 1 2 [1] [2] [1] [2] |
|
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食資源 特別講義 |
バイオテクノロジー 農業の多様性 水・エネルギー・食料連環 経済政策論 食文化論 漁業管理論 農資源経済学 |
1 1 1 1 1 1 1 |
||
食資源 特別演習 |
ワイン生産学 法と社会・環境正義 農村政治史 |
1 1 1 |
||
合計 | 32単位以上 |
修士論文と特定課題研究について
修了には、「修士論文」または「特定課題研究」を作成する必要があります。どちらを選択するかは、1年次修了時までに指導教員及び複数の教員と熟議の上決定します。
修士論文 | 特定課題研究 |
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食資源学に関わる特定の課題に関して、調査、実験、試験研究を行い、その結果と成果を修士論文としてまとめます。 | 食資源学に関わる特定の課題に関して、ワンダーフォーゲル実習や演習を踏まえてフィールドワークやケーススタディーを行い、課題の分析と評価、解決法の探求、解決法の立案と社会への提言に取り組み、その成果を研究報告としてまとめます。 |
履修モデル(一例)
修士課程 学生生活
学年 | 季節 | 主な行事 |
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1年 | 春 | 入学式・ガイダンス 授業開始 指導教員の決定 大学祭 |
夏 | ワンダーフォーゲル実習I 夏季休業 |
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冬 | ワンダーフォーゲル実習II 冬季休業 授業終了 指導教員見直し(必要な場合) 修士論文または特定課題研究の方向性決定 |
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2年 | 春 | 授業開始 大学祭 修士論文研究または特定課題研究の開始 |
夏 | 夏季休業 | |
冬 | 冬季休業 授業終了 修士論文または特定課題研究の発表会 学位記授与式 |